派遣社員

正社員、辞めたい!派遣社員は損?ママの働き方

こんにちは、木本もねです。

正社員生活10年を過ごして、派遣社員になった2児の派遣ママです。

正社員だからこそある定期昇給やボーナス、、、
なにもない派遣社員よりも我慢して正社員を続けるほうがいいと頑張り続け、体力的だけでなく心も疲れてしまいました。

 

実際に私が2年以上派遣社員として過ごしてきて、正社員時代の無理をしていた毎日から解放され
ママとしてすごす時間の余裕も生まれ精神的にも健康でいられるようになりました。

 

派遣社員になってよかったと感じている一方で
派遣社員の特性を知らずに楽になるとだけ思っていると
派遣社員になったことを後悔してしまうこともあるのではと感じています。

今回は正社員から派遣社員になろうと考えてるママさんへ損しないためのポイント
私の体験談を基にお話したいと思います。

本記事の内容

・正社員から派遣社員になると損と感じる点
・損しないために必要な準備
・まとめ

 

正社員から派遣社員になると損と感じる点


・正社員・派遣社員の〇〇を理解しないと危険!
・自分の家庭の〇〇を知らないと!?

 

正社員・派遣社員の〇〇を理解しないと危険!

正社員から派遣社員になると金銭的な面だけを見ると収入が下がる方がほとんどかと思います(技術職除く)

昇給やボーナスがないのはもちろんですが、
雇用が安定している正社員に比べて派遣3年ルールの現状では安定はしているとはいえず
雇用の安定している方が社会的に信用は高い傾向にあるかと思います。
(派遣3年ルールとは、有期雇用派遣社員の場合、同じ職場・部署で働ける期間が最大3年までとなっている派遣法の通称です。)

正社員の時は在籍している会社働く会社・場所が同じというのが基本かと思いますが、
派遣社員の場合在籍は
派遣元(登録している派遣会社)働く場所・就業先
が同じではないので、派遣先の正社員の方々との待遇の差が出ます。

金銭的な面・待遇の面で不満が募らないよう
待遇の差をしっかり理解しておくことが必要です。

 

自分の家庭の〇〇を知らないと!?

派遣の仕事を選択するときに時給をみて決める方が多いかと思います。
正社員の時となるべく変わらない手取りになるようにと。。。

でもこの計算がしっかりとできていないと後悔してしまう大切なポイントなります。
派遣社員の場合ボーナスがない分月額の金額を上げたいという場合、下記のような時給で選択しないといけません。

月額22万円希望 1日8時間勤務×20日間 時給1375円以上
月額40万円希望 1日8時間労働×20日間 時給2500円以上

私が働いた一般事務職では時給1400円でしたが手取りにすると大体18万円前後でした。
(毎月健康保険・厚生年金保険・所得税・雇用保険で3万円強引かれます)
また派遣社員は各市町村の住民税を個人で支払いしますので別途支払い義務が発生します。

現実、一般事務職に絞ると2500円以上の求人などはほとんどありません。
なので月20万~25万を派遣収入を得て、残り5万~副業をするのが現実的です。
副業ができるというのも派遣社員の強みなのではないでしょうか。
今現在の家庭の収支をしっかり把握し、
どのくらい月の収入が必要なのかを算出
することで時給換算ができ派遣の仕事も選びやすくなります。

派遣サイトでの高時給はほんの一握りで専門的知識が必要なことが多く、
高時給ばかり追い求めるのでは
「思っていたより稼げない」
と感じ後悔してしまうことにも繋がるので注意が必要です。

 

損しないための必要準備

派遣社員にならずに正社員のままでいればよかったと後悔しないためにも
3つのことをしっかりと明確にし準備しましょう!

・派遣・転職する理由を明確にする
・正社員と派遣社員との待遇の違いを知る
・目標の給与を決めて時給の目安をあらかじめ逆算する

 

派遣・転職する理由を明確にする

まずはどうして派遣社員になるかの理由を明確にしておきましょう。

目的を決めておいた方が派遣で働き続けるモチベーションにもつながります。

私の場合、正社員時代は通勤時間が長く(片道1時間半以上)育児もあり時短勤務を選択すると
給与のカット面と仕事の責務とのバランスにかなりストレスがありました。
毎日の通勤時間の短縮をしたい、今しかない子供との時間を作りたいと思ったのが一番の理由でした。

派遣社員ですとなかなか務めるのが難しそうな人気の大企業も気軽に働くことができますし、
社風に合わず辞めたくなったらと転職に不安があるので紹介予定派遣を始める方もいます。

理由がはっきりすることで自分の軸がブレることなく選択ができます。
「どうして派遣社員になりたいのか」をしっかり考えておきましょう。

 

正社員と派遣社員との待遇の違いを知っておく

派遣社員は昇給やボーナスがありません。
場合によっては頑張り具合により時給上げの交渉ができる場合があります。

残業や煩わしい人間関係がないのでプライベートの時間を確保しやすくなります。

正社員にはあったけど派遣社員になって減ってしまうもの、
正社員にはなかったけど派遣社員になって増えたもの、

お金ではないものとして増えるものもたくさんあります。
双方にメリット・デメリットがあるので待遇の差を理解しておきましょう。

 

目標の給与(手取り金額)を決めて時給の目安をあらかじめ逆算しておく

派遣社員は時給制なので自分の稼ぎたい月給になるには時給がいくら必要なのか、
事前に確認してから仕事探しをしましょう。

必要最低時給金額を知っておくことで応募する仕事を絞ることができますし
時間を無駄にせず選択ができます。

応募の際はワークライフバランスを考えたうえで月の平均残業時間(無し・1~10時間)
の記載がありますのでしっかりチェックをしておきましょう。

 

まとめ

今回は正社員から派遣社員になって後悔しない、損しないためのポイントについて紹介しました。

ここがポイント!

・派遣社員になる理由を明確に
・待遇の差を理解する
・必要月収からの時給目安を知っておく

「我慢して正社員を続けていればよかった。。」
「こんな筈ではなかった。。。」

と後悔しないようにしっかりと今回紹介しましたポイントを押さえて、
派遣社員という働き方を賢く活用していきましょう。

ABOUT ME
木本 もね
正社員生活10年から退社し派遣ママに。 4歳差兄妹子育て奮闘中!! 産休・育休・復帰と悩めるママたちに寄り添える情報を発信していきます。